シャフトの種類と矢の目方。
ジュラルミン矢のシャフト最大手、米国EASTON社のアーチェリー用のシャフトXX75シリーズの2014。
そのEASTON社が弓道用に開発した木目調のカーボンシャフト、EASTON KYUDO CARBON 73-13。
矢師である小山矢と化学製品大手である東レが共同開発し、竹矢の特性を考慮して弓道専用に開発された唯一のシャフトであるKCカーボン。
スポーツ用具大手のミズノが開発した、mizuno SSTシリーズの80-24。
これらのシャフトの目方を書いておきます。矢尺100cmでの完成矢の重さです。羽根と筈、そして通常サイズの矢尻(3g)のものを用いた時です。
矢の種類 重さ(g)
ジュラ矢
1813 ・・・・・・ 24
1912 ・・・・・・ 25
1913 ・・・・・・ 26
2013 ・・・・・・ 29
2014 ・・・・・・ 31
2015 ・・・・・・ 32
mizuno
SST 75-18・・・・22
SST 80-20・・・・24
SST 80-24・・・・28
KCカーボン
KC-6517 ・・・ 20
KC-6518 ・・・ 21
KC-7521 ・・・ 24
KC-7522 ・・・ 25
KC-7523 ・・・ 26
KC-8024 ・・・ 28
KC-8025 ・・・ 29
KC-8026 ・・・ 30
EASTON KYUDO CARBON
73-13 ・・・・・・ 28
これらのシャフトのサイズでmizuno SSTとKCカーボンは数字が矢の直径と重さを表しています。80-20や7523と言った4桁の数字のうち最初の2桁はシャフトの直径です。80-20は直径8mm、7523は直径7.5mm、6518は直径6.5mmです。ちなみに以前書きましたがジュラ矢のシャフトは2015等の20で始まるものが約8mmで、1913等の19で始まるものは約7.5mmです。
ジュラ矢のサイズ 2006年12月15日
また4桁の数字の後ろ2桁は100cmでのシャフトの重さです。これはシャフト自体の重さで羽根と筈で約1g、矢尻は通常のものが3gで完成矢はその値に4gを足したものとなります。また大体5㎝短くなる毎に1~2gほど軽くなります。なので8024のシャフトを矢にすると大体28gになります。それで矢尺が95cmならば少し軽くなって大体26g位です。
EASTON KYUDO CARBONの73-13の数字については確かインチで表した直径とポンドで表した重さです。大体80-24と同じ値になります。
またシャフトによって矢の形状も違ってきます。EASTON KYUDO CARBONとジュラ矢は一文字といわれるシャフトで太さが端から端まで同じ太さになっています。しかしKCカーボンとmizuno SSTは杉成といわれる物でこちらは矢尻側は太く、筈側は約0.5mm程細くなっています。なのでKC-7523の場合矢尻側は直径7.5mmですが筈側は約7.0mmになります。
一般的に一文字よりも杉成の方が的中は良いそうです。矢尻側が太くなっている事で重心が矢尻側に寄るためと、筈側が細くなっている為飛ぶ時に矢の後方に空気の乱流が発生しにくく矢飛びが良くなる為だそうです。昔から竹矢でも的矢は杉成が用いられていたそうです。ちなみに竹矢には一文字と杉成の他にもう1つ麦粒という物があり、それは両端が細く箆の真ん中が太くなっているもので飛翔力が良い為、通し矢などに使われたそうです。これもアーチェリーではEASTONがACEというシャフトを出しているそうですが、弓道にはどうやら使う事は出来ないそうです。
そのEASTON社が弓道用に開発した木目調のカーボンシャフト、EASTON KYUDO CARBON 73-13。
矢師である小山矢と化学製品大手である東レが共同開発し、竹矢の特性を考慮して弓道専用に開発された唯一のシャフトであるKCカーボン。
スポーツ用具大手のミズノが開発した、mizuno SSTシリーズの80-24。
これらのシャフトの目方を書いておきます。矢尺100cmでの完成矢の重さです。羽根と筈、そして通常サイズの矢尻(3g)のものを用いた時です。
矢の種類 重さ(g)
ジュラ矢
1813 ・・・・・・ 24
1912 ・・・・・・ 25
1913 ・・・・・・ 26
2013 ・・・・・・ 29
2014 ・・・・・・ 31
2015 ・・・・・・ 32
mizuno
SST 75-18・・・・22
SST 80-20・・・・24
SST 80-24・・・・28
KCカーボン
KC-6517 ・・・ 20
KC-6518 ・・・ 21
KC-7521 ・・・ 24
KC-7522 ・・・ 25
KC-7523 ・・・ 26
KC-8024 ・・・ 28
KC-8025 ・・・ 29
KC-8026 ・・・ 30
EASTON KYUDO CARBON
73-13 ・・・・・・ 28
これらのシャフトのサイズでmizuno SSTとKCカーボンは数字が矢の直径と重さを表しています。80-20や7523と言った4桁の数字のうち最初の2桁はシャフトの直径です。80-20は直径8mm、7523は直径7.5mm、6518は直径6.5mmです。ちなみに以前書きましたがジュラ矢のシャフトは2015等の20で始まるものが約8mmで、1913等の19で始まるものは約7.5mmです。
ジュラ矢のサイズ 2006年12月15日
また4桁の数字の後ろ2桁は100cmでのシャフトの重さです。これはシャフト自体の重さで羽根と筈で約1g、矢尻は通常のものが3gで完成矢はその値に4gを足したものとなります。また大体5㎝短くなる毎に1~2gほど軽くなります。なので8024のシャフトを矢にすると大体28gになります。それで矢尺が95cmならば少し軽くなって大体26g位です。
EASTON KYUDO CARBONの73-13の数字については確かインチで表した直径とポンドで表した重さです。大体80-24と同じ値になります。
またシャフトによって矢の形状も違ってきます。EASTON KYUDO CARBONとジュラ矢は一文字といわれるシャフトで太さが端から端まで同じ太さになっています。しかしKCカーボンとmizuno SSTは杉成といわれる物でこちらは矢尻側は太く、筈側は約0.5mm程細くなっています。なのでKC-7523の場合矢尻側は直径7.5mmですが筈側は約7.0mmになります。
一般的に一文字よりも杉成の方が的中は良いそうです。矢尻側が太くなっている事で重心が矢尻側に寄るためと、筈側が細くなっている為飛ぶ時に矢の後方に空気の乱流が発生しにくく矢飛びが良くなる為だそうです。昔から竹矢でも的矢は杉成が用いられていたそうです。ちなみに竹矢には一文字と杉成の他にもう1つ麦粒という物があり、それは両端が細く箆の真ん中が太くなっているもので飛翔力が良い為、通し矢などに使われたそうです。これもアーチェリーではEASTONがACEというシャフトを出しているそうですが、弓道にはどうやら使う事は出来ないそうです。
by 9do_Archery
| 2008-01-15 00:31
| 弓道の豆知識