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<  2007年 09月   >

  • disconsolate.
    [ 2007-09-28 22:38 ]
  • 赤蜻蛉 白木の弓に 弦を張り。
    [ 2007-09-27 22:48 ]
  • 今日の不思議な出来事。
    [ 2007-09-25 21:49 ]
  • 欲しい・・・
    [ 2007-09-19 22:20 ]
  • 礼記―射義― & 射法訓。
    [ 2007-09-18 18:13 ]
  • リーグ戦第一戦。
    [ 2007-09-16 21:57 ]
  • 本。
    [ 2007-09-12 23:52 ]
  • 矢羽根について。その2 ~羽根から矢羽根へ~ 
    [ 2007-09-11 23:40 ]
  • 心斎橋筋。
    [ 2007-09-11 23:03 ]
  • 矢羽根について。その1 ~羽根の話~ 
    [ 2007-09-10 23:43 ]

disconsolate.


 2年半以上電車通学をしてきて色んな事があった。向かいの空いた席を見つめながら色んな事を考えていた。電車を利用する沢山の人の姿を見つめていると、何故か遣る瀬無い気持と言うか、センチメンタルな気分になっていく。今まで色んな事があったなぁと、そしてこれからも色んな事があるはずなんだけども・・・
 小学校の時に考えていたこと、中学校の時にやっていたこと、高校の時に軽く落ち込んでいたこと、、、昔の事を思い出しつつ、もっと色んな事を考えていると自分の頭の小さなキャパシティーを越えてグチャグチャになっていく。グチャグチャになって、何をして良いのか、何がしたいのか、どうしたいのか、どうなるのかが分からなくなって、どうしようもなくて時間だけが過ぎていく。結局何が言いたいのかも分からないな。


 「大海の一滴」と「滄海の一粟」。似たような言葉だけれど一滴は分からないけど、一粟ならば小さいながらも見分けはつくな。せめて「一粟」くらいにはなりたいな。あぁ、何が言いたいんだろ。
by 9do_Archery | 2007-09-28 22:38 | Trackback | Comments(0)

赤蜻蛉 白木の弓に 弦を張り。

 今使っている矢。

 磯鷲の尾羽根櫂形6本揃と黒鷲手羽根ホロ6本揃の2組。写真は磯鷲尾羽根のほう。シャフトはどちらもカーボンのKC-8026と言う物。小山矢という矢師と東レが共同開発した竹矢の特徴を考慮したカーボンシャフトらしい。カーボン矢の中では一番箆張りが硬くて重たいもの。8026の80はシャフトの矢尻側での直径(8mm)を表し、26はそのシャフトの重さ(26g/m)を表す。そのシャフト96cmに2.5mm長い矢尻(5g)を付けている。今日重さを計ったら30gピッタリだった。
矢の目方についての記事
 大体(弓力+10~11)の値のグラム数が最適な矢の重さなので30gだと18~20kgぐらいの弓に丁度良い事になる。今は17kgなのでちょっと重め。その2組の矢、今は6本しか使えない。半分が折れてしまった。弓具店の人が言うには「カーボン矢は5年10年使っても折れない」らしい。どうやら和大の「道場の垜の砂の質が悪い」のが原因な様だ。でもリーグ戦期間中に矢が6本しかないと困るので、午前の研究室仮配属決定の後、午後はちょっとだけ練習して猪飼弓具店に行った。お金が無いのでmizunoのsstカーボン矢にした。

 弽を買い換えるために半年前から地道に貯めていたお金で買ってきた。mizunoのsstはKCカーボンと比べると1万円ほど安くなる。サイズは80-24。これはパイプの直径は8mmで、重さが24g/mだから簡単に考えて2gは軽くなる。今までよりもちょっと長め(98cm)にカットしてもらい、錘(3g)と通常の矢尻(3g)と一緒に測ってみたら31g・・・「うわぁ~重たいなぁ」と思いつつ、まぁ重すぎたら錘取って矢尻をちょっと重たくすれば良いし、その内20kgの弓また引くならこれでも丁度良いかも。と言うことで、31gで作ってもらった。んで、家に帰って重心の位置を見てみたら驚く程の前釣り合い。よく考えたらシャフト軽いのに今までの物より重たいんだから当然か。どんな矢飛びするか楽しみだ。
by 9do_Archery | 2007-09-27 22:48 | 弓道 | Trackback | Comments(1)

今日の不思議な出来事。

 うちの従弟はブラックのPSPを持っている。発売されてすぐ買っていた。今でこそ多くの人が持っているので珍しい気はしなくなったけど、初めの内は「凄いなぁ」って思って見ていた。

 その黒色のPSP、今日学内清掃終わって家に帰り着いて、従弟が遊んでいるのを見てみると、、、、、色がホワイトになっていた。



       不思議だな・・・
by 9do_Archery | 2007-09-25 21:49 | Trackback | Comments(2)

欲しい・・・

 竹林派の伝書の「四巻の書」が本気で欲しくなってきた。五輪砕の解説を現代弓道小事典で見ても竹林派と言う言葉が出てくる。他にも色んな本やサイトを読んだりしていてもかなり竹林派と言う文字が目に付く。ここ最近は竹林派が物凄いものの様に感じてきた。今まで斜面と言えば日置流印西派(日置當流)のイメージしかなかったけれど、最近は竹林派が素晴らしいほど良いイメージを出してきている。弓道教本第一巻で射法訓の解説をされている故宇野要三郎先生は紀州竹林派だ。吉見順正氏、和佐大八郎氏の習った流派。昔の和歌山県弓道連盟の会長の故鈴木雄三先生(今の鈴木会長じゃないです)は「尾州竹林は尾州に残っているが、ここ紀州和歌山には紀州竹林は残っていないのはどういうことだ。」と言うことで宇野要三郎先生のところへ紀州竹林を教えて貰いに行き、県内に広めたそうだ。その名残として、今でも和歌山県内の高校生は斜面で引いているそうだ。また、和歌山県は本多流も多いそうだが、その本多流を創始された本多利実翁は尾州竹林派を習っており、それを正面打起しに改良し合理的射法に仕上げたものが現在の本多流だそうだ。もう何かこれだけで竹林派が素晴らしく感じてくる。
 その竹林派の伝書が「四巻の書」な訳だ。自分の中で四巻の書がかなり素晴らしい本のような気がする。見たこともないけど・・・

 ヤフオクとかで弓道の古文書として日置流の伝書とかたまに出てるから、そのうち四巻の書も出てくるかも。ただ問題が・・・漢文古文の読解力とか無いと読めないんじゃない?しかも字もかなり草書体みたいな崩れた漢字で書かれているだろうし・・・


 さらにさらに・・・どうやら大日仏教やら陰陽道やら儒教やらの知識が無いと理解がし難いそうだ。金体白色西半月なんかもこの四巻の書に書かれているそうだけれども、仏教の思想なんかが混ざっているそうだ。空海の影響とか・・・よく考えたら空海は高野山金剛峰寺だし、それって和歌山だから、余計に竹林派との関係が深くなったりしていたのかな?勝手な想像だけど・・・
by 9do_Archery | 2007-09-19 22:20 | 弓道 | Trackback | Comments(1)

礼記―射義― & 射法訓。

 礼記の全49篇中の第46篇の射義編。礼記射義として広く知られているもの。それの全文を見つけた。


《射義》

1 射義: 古者諸侯之射也,必先行燕禮;卿、大夫、士之射也,必先行鄉飲酒之禮。故燕禮者,所以明君臣之義也;鄉飲酒之禮者,所以明長幼之序也。

2 射義: 故射者,進退周還必中禮,內志正,外體直,然後持弓矢審固;持弓矢審固,然後可以言中,此可以觀德行矣。

3 射義: 其節:天子以《騶虞》為節;諸侯以《貍首》為節;卿大夫以《采蘋》為節;士以《采繁》為節。《騶虞》者,樂官備也,《貍首》者,樂會時也;《采蘋》者,樂循法也;《采繁》者,樂不失職也。是故天子以備官為節;諸侯以時會天子為節;卿大夫以循法為節;士以不失職為節。故明乎其節之志,以不失其事,則功成而德行立,德行立則無暴亂之禍矣。功成則國安。故曰:射者,所以觀盛德也。

4 射義: 是故古者天子以射選諸侯、卿、大夫、士。射者,男子之事也,因而飾之以禮樂也。故事之盡禮樂,而可數為,以立德行者,莫若射,故聖王務焉。

5 射義: 是故古者天子之制,諸侯歲獻貢士於天子,天子試之於射宮。其容體比於禮,其節比於樂,而中多者,得與於祭。其容體不比於禮,其節不比於樂,而中少者,不得與於祭。數與於祭而君有慶;數不與於祭而君有讓。數有慶而益地;數有讓而削地。故曰:射者,射為諸侯也。是以諸侯君臣盡志於射,以習禮樂。夫君臣習禮樂而以流亡者,未之有也。

6 射義: 故《詩》曰:“曾孫侯氏,四正具舉;大夫君子,凡以庶士,小大莫處,御于君所,以燕以射,則燕則譽。”言君臣相與盡志於射,以習禮樂,則安則譽也。是以天子制之,而諸侯務焉。此天子之所以養諸侯,而兵不用,諸侯自為正之具也。

7 射義: 孔子射於矍相之圃,蓋觀者如堵墻。射至於司馬,使子路執弓矢,出延射曰:“賁軍之將,亡國之大夫,與為人後者不入,其餘皆入。”蓋去者半,入者半。又使公罔之裘、序點,揚觶而語,公罔之裘揚觶而語曰:“幼壯孝弟,耆耋好禮,不從流俗,修身以俟死,者不?在此位也。”蓋去者半,處者半。序點又揚觶而語曰:“好學不倦,好禮不變,旄期稱道不亂,者不?在此位也。”蓋僅有存者。

8 射義: 射之為言者繹也,或曰舍也。繹者,各繹己之志也。故心平體正,持弓矢審固;持弓矢審固,則射中矣。故曰:為人父者,以為父鵠;為人子者,以為子鵠;為人君者,以為君鵠;為人臣者,以為臣鵠。故射者各射己之鵠。故天子之大射謂之射侯;射侯者,射為諸侯也。射中則得為諸侯;射不中則不得為諸侯。

9 射義: 天子將祭,必先習射於澤。澤者,所以擇士也。已射於澤,而後射於射宮。射中者得與於祭;不中者不得與於祭。不得與於祭者有讓,削以地;得與於祭者有慶,益以地。進爵絀地是也。

10 射義: 故男子生,桑弧蓬矢六,以射天地四方。天地四方者,男子之所有事也。故必先有志於其所有事,然後敢用穀也。飯食之謂也。

11 射義: 射者,仁之道也。射求正諸己,己正然後發,發而不中,則不怨勝己者,反求諸己而已矣。孔子曰:“君子無所爭,必也射乎!揖讓而升,下而飲,其爭也君子。”

12 射義: 孔子曰:“射者何以射?何以聽?循聲而發,發而不失正鵠者,其唯賢者乎!若夫不肖之人,則彼將安能以中?”

13 射義: 《詩》云:“發彼有的,以祈爾爵。”祈,求也;求中以辭爵也。酒者,所以養老也,所以養病也;求中以辭爵者,辭養也。




 ついでに射法訓も

 抑々弓道の修練は、動揺常なき心身を以て押引自在の活力を有する弓箭を使用し、静止不動の的を射貫くにありて、その行事たるや、外頗る簡易なるが如きも其の包蔵する処、心行想の三界に亘り相関連して機微の間に千種万態の変化を生じ、容易に正鵠を捕捉するを得ず、朝に獲て夕に失い、之を的に求むれば的は不動にして不惑、之を弓箭に求むれば弓箭は無心にして無邪なり、唯々之を己に省み、心を正し身を正しうして一念正気を養い、正技を錬り、至誠を竭して修業に邁進するの一途あるのみ、正技とは弓を射ずして骨を射ること最も肝要なり 心を総体の中央に置き 而して弓手三分の二弦を推し 妻手三分の一弓を引き 而して心を納む是和合なり 然る後胸の中筋に従い宜しく左右に分かるる如くこれを離つべし
 書に曰く鉄石相剋して火の出ずる事急なり、即ち金体白色 西半月の位なり


 この射法訓は吉見順正氏が竹林派の伝書「四巻の書」の大事な部分をまとめて作ったものらしい。


 難しいなぁ・・・
by 9do_Archery | 2007-09-18 18:13 | 弓道の豆知識 | Trackback | Comments(1)

リーグ戦第一戦。

 勝てて良かった。ただその一言。その勝利に一番まともに貢献出来ていなかったから何とも言えない。途中で何度も交代した壱之立の弐的を除くと自分が一番中っていない。とりあえず巻藁調整や付け矢からもう何かがいつもと違ってた・・・


 よく考えたら、リーグでこんなに中らなかったのは初めてだ。
   一回生
      ・リーグ第四戦 15中
      ・リーグ第五戦 16中
   二回生
      ・リーグ第二戦 19中
      ・リーグ第三戦 14中
      ・リーグ第四戦 18中
      ・リーグ第五戦 17中
      ・リーグ入替戦 16中
   三回生
      ・リーグ第一戦 10中

 去年までとは何かが違う。一回生の時は取り敢えず無我夢中で引いていた。あんまり色々考える余裕が無かったから。それでも気を付ける所は気を付けていたけど。二回生の時は「自分は中る」って言う絶対的自信があった。取り敢えず最初の四つ矢は皆中が当たり前みたいな感じ。練習でも10連中ぐらい余裕で出せていた気がする。我武者羅に引いて、阿呆みたいに矢数かけて、その内良く分からないけど、なんかこう「よし、これで今日の練習は満足」って言うのがあった。別に20射皆中を出していた訳でもないけど、会がしっかり持てた訳でもないのに、練習する事に満足できて、それで練習を終わらせていた。大体100射から160射引けばその満足感が得られていたのに、今は200射引いても何も感じない。
 まぁ、だからと言って焦っても何にもなんないってのは、今日の相手校の弐之立の最後を見ていて思ったし、それも自分が反省で言った話。要はこの後しっかり中れば良いだけなんだよな。



 最後に、N村が100中目を中てくれて、更にO西が101中目を中てくれてホントに良かった。
by 9do_Archery | 2007-09-16 21:57 | 弓道 | Trackback | Comments(1)

本。

 今欲しい本がある。


「弓道講座」と「四巻の書」



 最近弓道についてのコアなウェブページやマニアックなブログ、掲示板や本を見ていたら矢鱈この2冊の名前が出てくる。弓道講座は初代全弓連会長の故宇野要三郎先生が監修された本らしい。現在は絶版となっているが、弓道の歴史、射法、弓具様々な内容が書かれているらしい。
 四巻の書は日置流竹林派の伝書。射法訓の後半「書に曰く、鉄石相剋して・・・」の“書”とはこの四巻の書のことらしい。



 読んでみたいけど、果たして手に入るものか・・・
by 9do_Archery | 2007-09-12 23:52 | 弓道 | Trackback | Comments(1)

矢羽根について。その2 ~羽根から矢羽根へ~ 

 前回書いた様に、一枚の羽根を羽軸から二つに裂きます。そして長さも18cm位に切り落としておきます。羽軸は中がスポンジ状のフワフワした物で一杯になっていますが、これを熱した鏝で焼いていきます。この時焼き過ぎると羽根まで焦げてしまい加減が難しいそうです。

 半分に裂き、羽軸を焼き終わると、いよいよ矢へ接着します。羽根を箆に付ける事を羽根を「矧ぐ」と言うそうです。羽根を矧いだら末矧、本矧の糸を巻いて、羽根を大きな鋏で切ります。



 丁度写真の赤線の様に鋏を入れることになります。写真では羽幅の広い方なので「開き」ですね。丈夫な方です。一般的に開きの方が羽根の模様がハッキリ出ます。コントラストが高いです。一方櫂形はグラデーションがかかった様な感じの模様でハッキリしません。
by 9do_Archery | 2007-09-11 23:40 | 弓道の豆知識 | Trackback | Comments(0)

心斎橋筋。

 今日は猪飼弓具店に行きたかったので朝9時から学校で練習。200射引いて164中、最近中らなかった割にはまあまあ中ったかなってな感じで13時に学校を出ました。ほぼ全財産もって猪飼さんへ。

 4月下旬に、弽が壊れてしまったので相談しに行ったら「買い換えた方が良いよ」と言われながらも応急処置を教えて貰い、それから見て貰っていなかったので今日はついでに持って行って見て貰う事にしました。どうせ買い換えろって言われるんならと思い、ガンガン瞬間接着剤を流し込んで固められた弽を見せたら、「まぁまぁ綺麗」と言われてちょっと安心。でもついでにお店にあった同じ種類の弽と征矢弓具の雨露離を着けさせて貰いました。雨露離はちょっと硬すぎる感じがしました。同じ種類の弽で6つあった中から1つだけ自分の手にフィットする物があったんですが、「リーグ終わったらまた真剣に見に来ます。」と言って、今日は見るだけにしました。その後ちょっとした弽の話をした後、本来の目的であるカーボン矢の筈を買ってお店を出て、暇なので新大阪駅まで歩いてみました。

 地下鉄で難波まで行き、そのまま帰るのも勿体無いんで周辺をフラフラ歩き回りました。一人でこの辺りをこんなに歩いたのは初めてです。しかもこの辺りの地理には全然詳しくないんで・・・メガネが欲しかったので眼鏡屋さんを覗きつつ歩き回ってましたが、心斎橋駅を通り超え気付いたら変な所に来ていて逆戻り、なんばの地下を日本橋の辺りまで歩き、気付いたら雨が降っていたり、大丸に入って、気付いたらジュンク堂の前に来ていたり、同じ所をグルグル回っていたり・・・何か良く分からず歩いていたので結構面白かったです。ジュンク堂も大丸も2回目でした。

 猪飼さんを15時半頃に出たのに、なんばを21時頃の電車に乗って帰りました。疲れた。
by 9do_Archery | 2007-09-11 23:03 | Trackback | Comments(0)

矢羽根について。その1 ~羽根の話~ 

 この前O西悟が道場で矢羽根について変な事を言っていたので、これから何回かに分けて矢羽根について書きます。


 矢羽根はご存知の通り本物の羽で、現在はアメリカンターキー(七面鳥)の羽根が使われております。しかし昔は猛禽類(鷲や鷹)の羽根が主流でした。猛禽類の他にもライチョウ、セイラン、ヤマドリ、フクロウ、白鳥等も用いられていました。しかしワシントン条約等により天然の猛禽類等の羽根の流通が規制されると先述のターキーの他にグース、花白鳥(野雁)等が使われるようになりました。珍しい物ではカラスやオオサイチョウ等と言った物もあるようです。

 イヌワシ、オオワシ等の一部の狩猟も流通も全面禁止となっている猛禽類においては、矢羽根として利用できる羽根は現在弓具店に在庫として残っているもの限りとなり、近年どんどん値段が上がってきています。それ以外の猛禽類の物でも流通量に規制があったりして、ターキーや白鳥等と比べても高価です。猛禽類の中で矢羽根としては黒鷲、磯鷲等が比較的お手頃な価格になっています。


 矢羽根に於いて犬鷲や黒鷲等の様に「○○鷲」「△△鷹」と言った呼称が使われていますが、これらは一般的な鳥の呼称とは異なっている場合が殆どです。たとえば矢羽根に於いて「犬鷲」と言う羽根は、一般的に「イヌワシ」と呼ばれている鳥の幼鳥の羽根であり、イヌワシの成鳥の羽根は矢羽根に於いては「クマワシ」と呼ばれます。またオジロワシの尾羽根は幼鳥⇒成鳥と変わるにつれて矢羽根における呼称も「粕尾」⇒「ことり粕尾」⇒「薄兵尾」と呼び方が変わります。このブログではなるべく矢羽根における呼称を漢字表記にし、一般的な鳥の呼称を片仮名表記にしていきます。



 では鷲を例に、羽根の説明に移ります。

翼の羽根が「手羽根」、尻尾の羽根が「尾羽根」と呼ばれています。更に手羽根は動物学的には初列風切、次列風切と呼ばれたりするようですが、矢羽根に於いては端の6枚を「風切羽」、その内側3枚を「ナタ」、その内側に沢山ある羽根を「ホロ」と呼びます。尾羽根については両端の一枚ずつを石打と呼びます。矢羽根に於いて尾羽根と言うと普通は石打以外の羽根を指します。尾羽根でも手羽根でも外側の羽根(石打や風切)が一番丈夫になります。



 次に実際に羽根を見てみます。

 この様に羽根は若干左右で異なっており、真ん中の棒を「羽軸」と言います。そしてその羽軸よりも外側にあたる部分(羽根の幅が狭い方)を櫂方(貝方、櫂形)と呼びます。一般的には外弁とも言います。逆に内側にあたる部分(広い方)を開き(内弁)と言います。この一枚の羽根を羽軸から2つに裂いて矢羽根として使います。一般的に櫂形は柔かくて弱弓向き、開きは硬くて丈夫で強弓向きと言われます。




                                   To Be Continued...
by 9do_Archery | 2007-09-10 23:43 | 弓道の豆知識 | Trackback | Comments(1)
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弓、ITっぽい事、711、チョコレート、神社...mixiはROM専!


by 9do_Archery
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